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土佐電気鉄道100形電車(とさでんきてつどう100がたでんしゃ)は、とさでん交通が土佐電気鉄道時代の2002年にアルナ工機(現・アルナ車両)で製造された路面電車車輌〔R&M(2002)、p.13。〕。愛称は「ハートラム(''Heartram'')」。 2014年10月1日付で土佐電気鉄道が土佐電ドリームサービス・高知県交通と経営統合し、新会社とさでん交通による運営に移行したのに伴い、土佐電気鉄道からとさでん交通に承継された。 なお、100形を称す車両はこれ以前にもあり、呉市交通局より購入した初代100形、琴平参宮電鉄より購入した2代目100形がある。 ==概要== アルナ車両が開発・製造するリトルダンサーのL(Long)タイプで、3車体連接の超低床電車である〔車両年鑑(2002)、''“超低床LRVの開発をめぐって”''、p.36。〕。両端の車両の台車を運転室真下まで寄せることによって、車内通路の低床化を実現した〔。土佐電鉄の車両に更新時期を迎える車両が多いことから試験的に1編成のみ導入したもので、導入にあたっては国・高知県・高知市・南国町・伊野町の補助を受けて約1億9千万円で購入した。 運転開始当初は車掌が乗務していたが、現在は運転士のみのワンマン運転である。 2007年10月から、赤を基調とした「近森病院」の全面広告電車となった。当形式では初めての全面広告である。 なお、製造費が高価であるため、増備の目途は立っていない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「土佐電気鉄道100形電車 (3代)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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